新盆の準備は?服装は?お布施は?

公開日:  最終更新日:2015/05/12

新盆(にいぼん、しんぼん)とは、忌明け後に初めて迎えるお盆のことをさします。
初盆(はつぼん)ともいいます。

故人が仏になって初めての里帰りでもあります。
丁寧に供養してあげるようにしましょう。

初めて新盆を迎える人が知っておきたいマナーについてに説明します。

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初盆の準備、提灯、飾り、お供えは

新盆は、故人の初めて家に戻ってきます。
親戚、知人・友人を招いて法要を行います。、
自宅に僧侶を呼んで読経してもらいます。

法要は、仏壇、仏具を清めておき、お盆の入りに精霊棚を作り、供物をお供えします。
僧侶にお経をあげてもらい、その後、参加者で食事をします。
これが一般的ではないでしょうか。

このあたりは、宗派、地域によって違いがありますので、菩提寺の僧侶に聞くのが一番いいでしょう。
わたしも、初盆の時、聞きましたが親切に教えていただきました。

その時、日時の連絡を取り予約しておくといいです。
お盆の時期は、お坊さんは忙しいですから。

新盆には、白い無地で家紋入りの提灯を飾ります。
これは、提灯の明かりを目印にして故人の霊が家に戻って来るからです。
最近では、提灯は絵柄の付いたものを用意する場合が多いようです。
白い無地の提灯は、新盆の時しか使えないからです。
絵柄付きの提灯ですと、毎年のお盆に使うことができます。

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初盆を迎えるときの服装は

初盆の時の服装は、迎える側は、喪服を着るのが常識です。
ですが、この時期は暑い時期なので地味な服装でもよいでしょう。

招かれる側も同じように、地味な服装でよいでしょう。

初盆の僧侶へのお布施は

お盆のお布施としては、決まった金額があるものではなく、お布施は「お気持ちで」と言われることも少なくありません。が、新盆の時は、普段のお盆の時より、多めに渡す場合が多いようです。

概ね1万円から3万円でしょうか。

これも地域や宗派によってさまざまですので、詳しい人に聞いておくとよいでしょう。

お布施は市販の無地の白い封筒でお渡します。
直接手渡しせず、小さなお盆などにお布施をのせて渡します。
表書きは「御布施」です。裏側には、名前、住所を書きます。

夏の暑い盛りです。そしてお坊さんは忙しそうに動き回ります。
冷たいお茶なども用意して労をねぎらってあげるとよいですよ。

新盆

亡くなった方の初めての里帰りです。
気持ちよく迎え、丁寧に供養してあげましょう。

「心を込めて」という気持ちが第一じゃないですか。

そして、習わしは時間とともに変わってきます。
また、地域、宗派の伝統もあります。

初盆を、初めて迎える方は、わからないことばかりだと思います。
その地域で一番知っている人(僧侶、葬儀会社、仏具店の人など)に聞いて教えてもらうのが一番だと思います。

心を込めて供養してあげましょう。

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