お中元のお断りはどうする、断り方と手紙の文例

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日頃お世話になっているひとへの感謝の気持ちを伝えるために贈るのがお中元です。

毎年贈られてくる方も多いのではないですか。
贈られてくるとうれしくなるものです。

でも、いろいろな理由で、もうそろそろ終わりにしたいという時期というか、タイミングになるときがあります。

お中元の断り方について、わたしの経験から紹介します。

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お中元のお断りかた

お中元ですが、わたしの両親のところへも毎年贈ってくださる方がいました。
父が昔、世話をしたひとです。

でも、両親も高齢になり、父も5年前に亡くなりました。
それでも律儀に贈ってきてくれます。

残った母は、もう父も亡くなって5年になることだし、もうこのへんでお断りしてもいいんじゃないか。
どうすればいい、とわたしに相談してきました。

母は、お中元が贈られてくると、「届きました。ありがとうございます」と電話で相手に伝えています。
でも、高齢のため耳も遠くなり、相手の言っていることがわかりにくくなり、失礼なこと言っているんじゃないかとか心配し、最近では電話するのもおっくうになったようです。

そこでわたしがいろいろ調べて、お中元のお断りをやった方法を参考のために紹介しますね。

お中元のお断りは手紙で

せっかくお中元を頂いたのですから、それはありがたく頂き、今後は辞退しようということにしました。

お中元をお断るするには、手紙でその趣旨を伝えること。
同時に贈って頂いたものの同額から2倍くらいのものをお返しに贈ること。

と、いうのが一般的というのがわかりました。

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そして、お断りの手紙には、
・お断りの意志を明確に伝えること。
・お中元を頂いたことに対する感謝の気持ちを示すこと。
・お断りする理由をキチンと述べ、相手の好意を無にしないようにすること。
・今後の関係を考えて、角が立たないような表現を選んだ文面にすること。
を、気を付けて書くということを学びました。

要は、「気持ちだけ受け取り、品物は断る」という気持ちを伝えるということです。

お中元のお断りの手紙、文例

そして、次のような文面の手紙を送りました。

拝啓

日ごとに暑さが増してきましたが、
◯◯様にはお元気でお過ごしのことと存じます。

さて、この度はお中元の品をお贈りいただき、
誠にありがとうございます。

早いもので、父が他界して5年になります。

今後はお気持ちのみ、有難く頂戴したいと存じますので、
どうか、このようなお心遣いをなさいませんよう、お願い申し上げます。

これまでの温かいお心遣いに心から感謝申し上げます。
亡き父もさぞかし喜んでいることと思います。

このようなお願いをして大変恐縮ですが、
悪しからずご了承くださいますように、
よろしくお願い申し上げます。

暑さはまだまだ続くようですが、
○○様のご健康をお祈り申し上げますとともに、
お礼の御挨拶にて失礼いたします。

                        敬具
   ◯月◯日    

また、長年贈って頂いてるということで、2倍相当の品物を贈りました。

お中元 お断り

お断りの手紙というのは、イヤだと思いましたが、幸い、先方さんも理解して頂いたようです。

いろいろなケースがあると思いますが、しっかりこちらの意図が伝わるようにするのが一番だと思います。

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