柿の栄養成分は? 柿の上手な選び方と食べ頃は?

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kaki
柿は、「柿が赤くなれば、医者が青くなる」という言葉があるように栄養価の高い果物です。
柿の栄養価とその上手な選び方とは・・・・

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柿の栄養成分は

柿には、ビタミンC、カロチン、食物繊維、カリウム、タンニンなどが含まれています。

特に、ビタミンCは、豊富に含まれており、柿をひとつ食べれば、ほぼ一日の必要量をまかなえるほどです。
また、ビタミンCは、疲労回復、風邪の予防、がんの予防、老化防止に効果あります。

「二日酔いには柿」といわれているのは、ビタミンCとタンニンが血液中のアルコール分を外へ排出する働きがあり、豊富なカリウムの利尿作用があるからです。
また、カリウムは、血圧を下げる効果もあります。

植物繊維(ペクチン)は、ほとんど水溶性なのでコレステロールの吸収を抑制する働きがあります。
したがって、ダイエットにも有効です。

干し柿は、ビタミンCの含有量は減るが、より多くのカロチン、食物繊維が含まれ、疲労回復や便秘解消などに有効です。

柿の上手な選び方

柿の外観(見た目)から見る選び方

見るポイントは、ヘタのところです。
まず、ヘタを見て下さい。

ヘタが生き生きとした緑色で、ヘタの形がしっかりとしたもの、ヘタと実の間に隙間がないもの、柿独特の鮮やかな赤みがヘタの下まで回っているものを選びます。

ヘタの間に隙間があると、虫が入る原因になります。
虫が入ると、その部分の色が熟れたように変色し、果肉がやわらかくなってしまします。

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柿特有(赤っぽい)の色が全体に均一で濃いもの。
皮にハリとツヤがあり持ったときにずしりとした重みがあるものを選ぶのもポイントです。

柿の皮に白く細かい粉が付いたもの。
これは、ぶどうなどに見られるブルームと呼ばれるもので、柿自身が出す水分蒸発を防ぐための成分で、これがついたものほど新鮮です。

柿の食べ頃

まだ若く多少緑がかったものは、常温で4~5日追熟させます。
かたさには好みがありますが、赤い色が全体に回ってから、もうしばらく待った方がおいしき食べられます。

皮のハリがゆるんだら、食べ頃です。
肉質がやわらかくなり、粘りある食感がまします。

追熟しすぎたら、ぷよぷよになるまで待って、冷凍庫に入れてシャーベットのようにするとおいしく食べられます。

白菜の漬物に柿の皮を一緒に入れると甘みが加わります。

柿を長持ちさせる方法

ヘタの大きさに合わせて折りたたんだキッチンペーパーに水を含ませて、ヘタの部分にあてます。
そして、そのままひっくり返してヘタが下(キッチンペーパーが下)にして、袋などに入れ、冷蔵庫に入れていきます。
これで、保存期間が長くなるうえに、トロトロになることを防げます。

でも、好みのかたさになったとき食べるのが一番です。

柿には、表面に4つの溝があります。
その溝に沿って切れば、種を切ることなく4つに切れます。

柿の日
10月26日は「柿の日」です。
1895年のこの日に、俳人の正岡子規が「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」の句を詠みました。

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